天国に近い場所
「………ん」



体を離そうとしても背中を龍美手ががっちりガードされていて、身動きができない状態。


周りの視線が気になったが、今は龍美のキスに答えるしかなかった…………



必死でキスに答え、しばらくすると…

龍美は私の唇から離れ、さっきの女の子達をキッと睨んだ。

そして……




「…ざまーみろ」



そう捨てぜりふを残し、龍美は再びダーツをやり出した。





女の子達はポカーンと口を開け、放心状態‥


夏莉と正樹さんも女の子達を、『ざまーみろ』と言っているかのような顔をして見つめた後…

私をニヤニヤと笑って、見てきた。
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