天国に近い場所
「そんなに見つめられると、襲いたくなるな」

「!な、なに言ってんの」

「冗談だよ。もう寝るか…」


龍美は携帯灰皿でタバコを消し、グビグビと缶ビールを飲みほすとベットに寝転がった…

私も龍美の隣に寝転がる。





「電気消すぞ」

「うん…」



パチン‥






「……ん…」



部屋が真っ暗になると、龍美は私に軽くキスをした。





「おやすみ…」


ギュッ〜





「…どした?」



龍美とキスをしたあと、私は『おやすみ』という言葉になんだか寂しくなり、

布団の中でギュッと龍美に抱き着いた。
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