天国に近い場所
夕飯後。

私は食後のデザートを食べ、龍美は一服中。




「ねぇねぇ。夏莉ちゃんと夕飯食べてるかな?約束通り、部屋の前に夕飯置いたけどさ…」

「部屋にいる夏莉に一声かけたんだろ?心配なら、様子見てくれば?」

「うん…ちょっと行って来る!」


私は食べかけのゼリーをテーブルに置き、夏莉の様子を見に行く事にした。







コンコン



夏莉の部屋のドアを軽く叩く。

私がさっき廊下に置いた、夏莉の分の夕飯は無くなっていた。



夕飯がここにないってことは…

夏莉はちゃんと食べたんだ!!
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