天国に近い場所
しかし‥部屋の中から夏莉の返事はない。





コンコン



「夏莉!夕飯食べたー?」


声をかけても、夏莉からの応答がない。



もしかして…寝てる?

さっきだるいって言ってたし…






「ちょっと入るよ〜」


私はドアを開け、そっと部屋の中を覗き込んだ。






「…夏莉?あれ?」


部屋を覗くと、夏莉の姿がない。




トイレかな?


そんなことを考えながら、何気なく部屋の中に入る。




しかし、ベットはキレイに整頓されていて、さっきまで夏莉が寝ていたような形跡はなかった。
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