天国に近い場所
歳を取っておばあちゃんになったとしても…

私たちは絶対会えるよ。



龍美と仲良くね♪

じゃあ、また…現実の世界で!



By 親友の夏莉より


P.S 夕飯うまかったよ〜!

ごちそうさまぁ〜(^O^)

―――――――――――――――








「夏莉の奴…」


「うぅ……ヒック……」


龍美は夏莉の手紙を読みながら、唇を噛んでいた。


私は龍美の胸で泣きじゃくり、夏莉のことを何度も心の中で想った。




夏莉…

一人ぼっちで戻るなんて、水臭いじゃない。



せめて泣くなら、アンタの胸で泣かせてよね…

私たち“親友”でしょ。
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