天国に近い場所
なんかオッサンみたい…




「前の方もやって」

「ハイハイ…」


私は龍美の前に回り、前髪の方をシャンプーしていく…





「…こんなもんでいい?」

「うーん…まだ全体的にかゆい」

「なに甘えたこと言ってん…」



ちらっと龍美を見ると‥

龍美はいやらしい目をして、私の体を見つめていた。





「キャー!どこ見てんのよっ」


慌てて、その場にうずくまって隠す私。






すっかりシャンプーに夢中になってて…

自分が裸ってこと忘れてた…
< 338 / 787 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop