天国に近い場所
「何を根拠に?」

「根拠なんかねえよ。俺はただ、お前が好きなだけだ」


・・・・。



お風呂場は‥

シーンとしてしまった……






私は龍美の瞳を、じっと見つめる。





「わかったよ。今回は、信じてあげる。だけど…」



ギュッ


龍美に抱き着く私。





「もう私の胸と、その辺の女の胸を一緒にしないでよね…」


「志乃…」


龍美も私をギュッと抱きしめた。

龍美の肌と私の肌が密着して、熱いくらいだ。
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