天国に近い場所
………………
…………
……



あれ?

なんか涼しい…





「起きた?」



目を覚ますと…私はベットに横になっていて、隣で龍美は寝転がりながら、私をうちわで扇いでいた。




「あれ?私……」

「風呂でのぼせて溺れたんだよ」

「え。のぼせて!?」


私はガバッと起き上がる。




「ああ、俺が悪かったんだ。お前は水に入ってる時は注意だったのに(笑)。舞い上がってそんなこと忘れてたよ。なんか飲む?」

「あ、うん‥」



私がそう言うと、龍美は横にあったスポーツドリンクを、私に差し出した。
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