天国に近い場所
龍美は辛そうな表情を見せる。


私もずっと我慢してたものが一気に溢れ、龍美の顔が滲んで見える…


私と龍美はお互いの愛を確かめるように、もう一度抱き合った。


何度も何度もキスをして‥

1ミリも離れず抱き合った…







………………
…………
……



時間が経つのは早い‥

一時間なんてあっという間に過ぎ、あと10分で龍美は消えてしまう…




「・・・」

「・・・」


お互い話さない。

裸のままベットの中で抱き合い、龍美の温もりを体に染み込ませるように‥

ぴったりとくっつき、龍美の胸に顔を埋めていた。
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