天国に近い場所
しばらくして、辰夫おじいちゃんの指が止まり、パイプオルガンの音が聞こえなくなった‥
「いかがでしたか?」
「すっごくキレイな曲ですね!感動しました…」
「そうですか。私もこの曲お気に入りなんですよ」
そう言って、辰夫おじいちゃんは楽譜を閉じた‥
ふと教会を見渡していると、ある所で目が止まる。
あの壁って……
私は辰夫おじいちゃんから離れ、無数の数の名前が刻まれた壁の方に足を向けた。
この壁には‥私たち、ココの世界にいる人々の名前が刻まれてるんだよね‥?
「いかがでしたか?」
「すっごくキレイな曲ですね!感動しました…」
「そうですか。私もこの曲お気に入りなんですよ」
そう言って、辰夫おじいちゃんは楽譜を閉じた‥
ふと教会を見渡していると、ある所で目が止まる。
あの壁って……
私は辰夫おじいちゃんから離れ、無数の数の名前が刻まれた壁の方に足を向けた。
この壁には‥私たち、ココの世界にいる人々の名前が刻まれてるんだよね‥?