天国に近い場所
無意識に‥
龍美の名前を、捜してしまう自分がいる…
龍美はもう‥
ここにはいないのに………
「寂しいですか‥?」
「・・・!」
気がつくと辰夫おじいちゃんが私の側にいて‥
壁に刻まれた無数の名前を、ぼんやりと眺めていた。
辰夫おじいちゃんは、もちろん龍美が消えたこと知ってるんだね……
「はい…それに、あの大きい家にはもう、私一人ぼっちになってしまったので・・眠るのが怖いんです。ここの世界は楽園だけど、物騒ですから……」
今までは‥
龍美と一緒に寝てくれたから、ぐっすり眠れたんだけど…
龍美の名前を、捜してしまう自分がいる…
龍美はもう‥
ここにはいないのに………
「寂しいですか‥?」
「・・・!」
気がつくと辰夫おじいちゃんが私の側にいて‥
壁に刻まれた無数の名前を、ぼんやりと眺めていた。
辰夫おじいちゃんは、もちろん龍美が消えたこと知ってるんだね……
「はい…それに、あの大きい家にはもう、私一人ぼっちになってしまったので・・眠るのが怖いんです。ここの世界は楽園だけど、物騒ですから……」
今までは‥
龍美と一緒に寝てくれたから、ぐっすり眠れたんだけど…