天国に近い場所
「ハハ‥志乃さん。安心して下さい。あなたのことは、私の部下が24時間護衛していますから」

「え?」


護衛?



「龍美が現実に戻る前に、私の所に来て、あなたを護衛するように頼んできたんですよ」

「……っ…!」





うそ……龍美が?


私は、龍美と初めて抱き合ったあと‥龍美はベットにはいなくて…

部屋のドアを開けたら、龍美がドアの前に立っていたことを思い出していた。



もしかして‥あの時に?




「あなたは気付いていないかもしれませんが、今ここまでの道を家から歩いていた時も、私の部下があなたを見守っています。だから安心して下さい…」
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