天国に近い場所
「“トラブルを避けるため”と、犯罪を避けるためにそんなルールを作りましたが・・今は、どうしてそんなルールを作ってしまったんだろう‥と後悔しています」
「……?」
「志乃さんと龍美を見ていると‥そんなルールが、馬鹿馬鹿しく思えてきます。逆に私は、あなたと龍美が現実に戻っても‥また出会って欲しいと願っています‥」
「辰夫おじいちゃん…」
「けれど今更、ルールを変えることはできません。志乃さん‥そんなルールを作ってしまった私を許して下さい…」
「そんな…!自分責めないで下さい。辰夫おじいちゃんは、何も悪くないんだから…」
「……?」
「志乃さんと龍美を見ていると‥そんなルールが、馬鹿馬鹿しく思えてきます。逆に私は、あなたと龍美が現実に戻っても‥また出会って欲しいと願っています‥」
「辰夫おじいちゃん…」
「けれど今更、ルールを変えることはできません。志乃さん‥そんなルールを作ってしまった私を許して下さい…」
「そんな…!自分責めないで下さい。辰夫おじいちゃんは、何も悪くないんだから…」