天国に近い場所
角を曲がり、家のアパートが見えた時…アパートの下に止まっていた車から、正樹さんが出て来た。

私と夏莉は、走って正樹の側に駆け寄る。




「私たちが来たの、よくわかったね?」

「バックミラーから、二人見えたから‥」


そう言うと正樹さんは、夏莉の顔を見た。

夏莉は安心したように‥正樹さんをじっと見ていた。


すると、正樹さんはそんな夏莉を見て、優しく夏莉の頭を撫でていた。




この二人も、ちゃんとラブラブだったんだ…

そういえば、あっちの世界にいる時、2人のこうゆう所って、あんまり見なかったかも…
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