天国に近い場所
「篠田先生は、彼女持ちですか?」




一人の女子生徒が、正樹さんにワクワクしながら質問した。





…正樹さん‥

なんて言うんだろ・・




「彼女…?」


正樹さんはそう言うと、夏莉の顔をちらっと見る。

夏莉は少し顔を赤くしながら、正樹さんから目をそらした‥




な、なんて言うの!?



「いるよ♪でも最近、彼女がヤキモキ妬くのがたまに傷?ま、そこがカワイイんだけどね」


正樹さんはニコッと笑った。




す、素敵過ぎ〜


夏莉は更に俯いて、顔を真っ赤にしていた。
< 451 / 787 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop