天国に近い場所
よかったね、夏莉♪


「はい。では、次の質問〜」


そのあとも正樹さんへの質問は殺到し、授業はあっという間に終わってしまった。





………………
…………
……


昼休み


「も〜正樹ってば、超恥ずかしかったつーの…」


屋上で夏莉とお弁当を食べている時、夏莉がさっきの正樹さんの発言を、恥ずかしそうにグチをこぼしていた。





「‥とか言って、嬉しかったくせに〜」

「・・・」


夏莉は恥ずかしい気持ちを、隠せない様子。



「照れるなって♪」

「うぅ」

「あ―――!志乃、見〜っけ♪」
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