天国に近い場所
「話?」

「う、うん。近々時間作れないかな?」

「んー…じゃあ明日は?夕方からだったら会えるよ」

「明日?いいよ。待ち合わせの時間とか、あとでメールで送ってくれる?」

「リョーカイ♪話しってなんだろ~楽しみだな!じゃ、明日ねん〜」


敦は立ち上がり、私に顔を近づける。

そして‥



ちゅ


「………っ!!」

「じゃあね〜♪」


私の頬にキスをして、走って屋上のドアから出て行った。




ぞわ!

寒気がする……



「志乃?大丈夫?」

「・・・」


ちーん。
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