天国に近い場所
ダメだ、私……

龍美じゃないと手も繋げない‥


重症だ。




「ココだよ♪」

「え‥」


はや!

敦が足を止めた店は壁がガラスで、店内から外が見える結構カワイイカフェだった。



「早く入ろ?」

「え‥あ、うん」


敦が私の背中を押す。




そんなに急かさなくたって……


ドン!


「わっ‥」


すると、私は誰かにぶつかってしまった。


も〜

敦が押すから…で……

え・・・



ぶつかった相手に謝ろうとした瞬間‥

私の時間が止まった……
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