天国に近い場所
正樹さんが後ろを振り返って、夏莉に笑顔で言った。



「だから、自分で買うって言ってんでしょ?」


夏莉がめんどくさそうに言う。





「いいじゃん。買ってもらいなよ、夏莉」

「いやいや、それくらい自分で買うわ!子供じゃないんだから…」

「まあね。」



そんな話しを夏莉としながら、私たちは“夢の国”へ向かった。













………………
…………
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「志乃、見て見て〜あそこに〇ッキーがいるよ♪」

「ホントだ!かわいいー♪」
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