天国に近い場所
そう言って伝票を持ち、龍美は正樹さんとレストランを出て行った。




「伝票……持ってっちゃった」


また龍美にお金使わせちゃった。

あとで払わなきゃ〜


でも、絶対受け取ってくんないんだろな。





「どこ行ったんだろうね〜?あのカッコつけ二人組は……」


夏莉はひじをつき、アイスコーヒーをストローで掻き混ぜた。




「さあ?2人でミッキーと写真でも撮ってんじゃない?(笑)」

「アハハ〜、想像するだけでキモイかもー」

「確かに(汗)それより、このあとどうする〜?」
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