天国に近い場所
「そ、そう…」


すると、龍美は私と夏莉がさっき買ったポップコーンをバクバク食べ始める。




「なに乗ったの?」

「え、えっと……色々‥」

「そ♪楽しかった?」

「う、うん…」

「ならよかったな」


龍美が私の頭を、よしよしと撫でる。





龍美と正樹さん‥

はしゃいでる私たちを見て、気を使ってくれたんだ。


やっぱり‥二人とも大人で………

ちゃんと私たちのペースに合わせてくれてるんだ。




「つーことで、夜のパレードもうすぐ始まるから、行こうか?」
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