天国に近い場所
そぉっと手の平を開く……




「‥え、鍵!?」


私の手の平には鍵が乗っている。




「俺ん家の鍵」

「これって…」

「そ♪合い鍵」



!!


「う、嬉………」



すると龍美は、私の口を塞ぐかのように私にキスをした。


私は幸せ過ぎて涙が出てしまい、龍美はバーカ。と言って私にデコピンした。




私たちのプレゼント交換は、何故だかいつも遅れてしまうけど…


その分‥

喜びも多い気がするな。
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