天国に近い場所
「俺が健太郎を育てるよ…」


!!

正樹さん?




「やめとけって(汗)つーか、無理だろ」


龍美はタバコに手をのばし、箱からタバコを一本出す。




「なんでだよ!?俺、貯金だってあるし…いつかは教師になるから、生活だって安定するし‥健太郎に不便はさせないって…」

「いや‥そうゆうことじゃなくて(汗)健太郎の幸せを考えろって言ってんの」


龍美は再びタバコに火をつける。




「幸せ?」

「ああ。それにお前、健太郎の世話みれんのかよ。今、あいつはもう年長組だろ?もうすぐ小学校あがるんだぞ?」
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