天国に近い場所
「お前‥今、週に何回夏莉と会ってる?」


龍美はタバコを口にくわえる。





「え?なんで?」

「いいから言えよ」

「……週末には、必ず会うけど」




「…じゃあ、健太郎ともし暮らしたら……まともに夏莉とも会えなくなるんだぜ?」

「………!?」




龍美‥

何が言いたいんだろう‥




「なんでだよ!?健太郎と暮らしてたって……夏莉が家に遊びに来ればいい話しだろ?」

「…ホントわかってねえな。お前、夏莉と会ったら必ずキスするし、毎回夏莉を抱いてんだろ!?」
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