天国に近い場所
すると、部屋のドアを誰かがノックした。




『俺だけど‥入っていい?』



龍美の声だ…




「いいよ〜」


夏莉がドアに向かって、返事をする。







ガチャ


龍美はドアを開け、顔をヒョコッと出す…





「これから海行かね?」

「これから?」


海かぁ…

行きたいかもっ


あの海…

透き通ってて、すごいキレイだったし。




「正樹がサーフィンしに行くって言うから、俺らもついでに行こうよ。志乃が水着買った事だし!」



っっ!


龍美がニヤリと笑う。
< 80 / 787 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop