天国に近い場所
「実はあたし…ま、正樹のことが好きなんだ」

「えっっ!?そうなの!?」


びっくりした私は、思わず大声を出してしまう。




「うん。一緒にいると楽しいし…ドキドキする。それって、そうゆうことだよね?」


夏莉の顔が、みるみる赤くなっていく。




うわ、可愛い。

どちらかというとサバサバしている夏莉は、急に女の子らしくなったみたいだ。




「でね…正樹サーフィン好きでしょ?あたしも最近サーフィン好きになろうと思って、さりげなく練習してたんだ」

「うんうん…」

「それでこれから海行くし…正樹とサーフィン一緒にやりたいなぁ‥なんて思ってたりして・・」

「おぉー」
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