聖夜の約束
「それに男慣れしていないんだ」
にっこり微笑むレイは自分より年下で男なのに色っぽい。
「本当に怒るよ?」
頬を膨らませてレイを睨む。
「わかったよ 夏姫さん」
そう言って腕を離す瞬間、夏姫は頬にキスされた。
「なん!」
起き上がると傍にあった枕をレイに投げつけた。
レイは枕を軽々と受け止め「ご馳走様」と余裕の笑みを浮かべた。
(この子はなんなのよう、あたし絶対にからかわれているよね)
頭を振ったときズキッと痛んだ。
「いたたたた・・・・」
手を痛む頭に置く。
(二日酔いだ~)
「夏姫さん 二日酔いなんだ 薬はあるの?飲む?」
レイが夏姫を覗き込む。
と、目と目が合ってレイの心配そうな瞳に不覚にもドキッとしてしまった。
「薬はいらない・・・」
立ち上がって洗面所に向かおうとすると足元がふらついた。
すかさずレイの腕が支えてくれた。
「夏姫さん まだ酔ってる?」
「よ、酔ってない」
腕に触れられた所が熱く感じる。
夏姫は洗面所に逃げ込んだ。
にっこり微笑むレイは自分より年下で男なのに色っぽい。
「本当に怒るよ?」
頬を膨らませてレイを睨む。
「わかったよ 夏姫さん」
そう言って腕を離す瞬間、夏姫は頬にキスされた。
「なん!」
起き上がると傍にあった枕をレイに投げつけた。
レイは枕を軽々と受け止め「ご馳走様」と余裕の笑みを浮かべた。
(この子はなんなのよう、あたし絶対にからかわれているよね)
頭を振ったときズキッと痛んだ。
「いたたたた・・・・」
手を痛む頭に置く。
(二日酔いだ~)
「夏姫さん 二日酔いなんだ 薬はあるの?飲む?」
レイが夏姫を覗き込む。
と、目と目が合ってレイの心配そうな瞳に不覚にもドキッとしてしまった。
「薬はいらない・・・」
立ち上がって洗面所に向かおうとすると足元がふらついた。
すかさずレイの腕が支えてくれた。
「夏姫さん まだ酔ってる?」
「よ、酔ってない」
腕に触れられた所が熱く感じる。
夏姫は洗面所に逃げ込んだ。