聖夜の約束
「えっと・・・」
腕時計を見ると6時15分だった。
「来てくれてうれしいよ ありがとう」
瑞樹はいつものように王子様的なスマイルで夏姫に微笑みかけた。
ウエイトレスの女の子が笑顔で近づいてきた。
「コーヒーをください それと、彼女に同じものを」
瑞樹は注文をする時、もう一杯夏姫の飲み物を付け加えた。
「もしかして、鳥居さんの事気にしている?」
「え?」
何を言おうか考えていた夏姫は突然、鳥居 さやかの事を言われて驚いた。
瑞樹は夏姫がぼんやり考え事をしていた理由を彼女の事とつなげたようだ。
「え・・っと・・」
答えに困っていると瑞樹がふっとほほえんだ。
「彼女とは同期として仲が良いだけなんだ」
そんな事を聞かされて「そうだったんですか」なんて信じるほど世間に疎(うと)くないつもり。
(2人が社内で公認のカップルだったのは知らなかったけど・・・)
「本当ですか・・・?」
「前から君の事が気になっていたんだ」
「どうしてあたしなんか気になっていたんですか?あたしは鳥居さんみたいにきれいじゃないし・・・・」
「そんなことないよ 君は可愛いよ 守ってあげたくなるんだ」
(あたし・・・くどかれてる・・・?)
目の前にいる憧れていた男性に誉められて夏姫の頬がピンク色に染まった。
腕時計を見ると6時15分だった。
「来てくれてうれしいよ ありがとう」
瑞樹はいつものように王子様的なスマイルで夏姫に微笑みかけた。
ウエイトレスの女の子が笑顔で近づいてきた。
「コーヒーをください それと、彼女に同じものを」
瑞樹は注文をする時、もう一杯夏姫の飲み物を付け加えた。
「もしかして、鳥居さんの事気にしている?」
「え?」
何を言おうか考えていた夏姫は突然、鳥居 さやかの事を言われて驚いた。
瑞樹は夏姫がぼんやり考え事をしていた理由を彼女の事とつなげたようだ。
「え・・っと・・」
答えに困っていると瑞樹がふっとほほえんだ。
「彼女とは同期として仲が良いだけなんだ」
そんな事を聞かされて「そうだったんですか」なんて信じるほど世間に疎(うと)くないつもり。
(2人が社内で公認のカップルだったのは知らなかったけど・・・)
「本当ですか・・・?」
「前から君の事が気になっていたんだ」
「どうしてあたしなんか気になっていたんですか?あたしは鳥居さんみたいにきれいじゃないし・・・・」
「そんなことないよ 君は可愛いよ 守ってあげたくなるんだ」
(あたし・・・くどかれてる・・・?)
目の前にいる憧れていた男性に誉められて夏姫の頬がピンク色に染まった。