アシンメトリーな王子様☆
「違うでしょ!!森田の両親が凄かったんじゃん??」



「ははっ。かもな。」



「ってかもう3時なんだけど。」



森田は驚いた顔でケータイを見る。



「ホントだ。」



「あたしこの後バイトだから帰るね~。」




千円札を机の上に置いて席を立つと森田も立った。




「森田も帰るんだ。」



「いや。1人ファミレスでなにすんの俺??」



それもそうだ。



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