アシンメトリーな王子様☆
「はい。」




森田は財布の中に普通に入っていたピックを取り出すとあたしに渡してくれた。





「うわー。スゴイ。感動する~。」





手の上に乗せられたピックを眺めながら呟く。





「ホント蕪木って不思議だよなー。」




また笑う森田。




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