ナツ色の恋~最強男が愛した伝説の女~


――どきんっ



胸が高鳴ったのがわかった




ドキドキドキドキして、うまくコトバがしゃべれない


「お、はよ」


「何緊張してんだよ」


「だって、さ。」




昨日のことが夢みたいで、"彼女"になってから話しをするのは今日が初めてだから。



「あ、ねえ愛村」

「…んあ?」


「カーディガン、返せてないんだけど……ごめんね?」



「…あー……いいよ」



……怒ってる?



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