ナツ色の恋~最強男が愛した伝説の女~
「…あ!沙南ちゃんっ」
へ?
声をかけられて振り向くとそこには智輝くんとユウくんがいた。
……なんていうか……
「…超久しぶり?」
「………だな、うん。俺ら存在忘れられてるし」
「…まぁ所詮脇役だからね〜」
激しく落ち込む智輝くんと遠くを見つめるユウくん。
こいつら…
なんかあったのか?
「…ナツ、もうすぐ退院だってさ」
「…そうなの!?」
「え?聞いてないの?」
っにゃろーー!!
大事なことは早く言えー!!
「…ふはは。仲良さそうだね」
「……………………別に」
そういえば先ほど微妙にケンカ致しましたが。