ナツ色の恋~最強男が愛した伝説の女~
No,5 Blue sky and Princess
「あ。沙南ちゃん久しぶりっ!」
あー、ユウ君!
「病院で会った以来だね。元気?」
「おう!ナツも絶好調!」
「ふーん、らしいね。今日呼び出された」
あたしは今ナツのたまり場に行く途中。
あ、そうそう。
修学旅行前日です!
「ナツー?」
たまり場に着くと、誰もいなかった。
はぁ~?
人呼び出しておいて、いないわけぇ?
少し不機嫌になりながらも、広い倉庫に不似合いなソファの上に座って待った。