ナツ色の恋~最強男が愛した伝説の女~
「…あ、ちょい待ち」
ナツはそういって、あたしに近づいてきた。
な、何よ・・・。
約束したくせにいまさら…
特攻服を着ているのを久しぶりに見る。
「沙南」
きゅんきゅんする。
だって、かっこよすぎるんだもん
「な、何よ」
だけど可愛くないあたしは、そっけなく低い声で答える。
「悪かったな、ちょいと走ってた」
「…別に」
あー!もう、あたしはエ○カ様!?
「ナツー、誰だよその女ぁ?」
「・・・俺の彼女!」