ナツ色の恋~最強男が愛した伝説の女~




それからツルヤに彼女が出来て


その子がAngelの親友だときと分かった時は驚いた。



そして、ツルヤがそっと

俺だけに教えてくれた。



「…Angel玲ちゃんと同じ光学園を受験するらしいよ。」


「…まぢで…?」


「かなり賢いらしいから、受かるのは確実なんじゃね?」





もう一度、君に逢えるなら

俺はどんなことだってしよう。


どんなところにでも行こう。





厚かましいかもしれないけど


もし君が悩んだりしたら

今度は

俺が力になる

絶対、守るから




そう心に誓ったのを君は知らない………









「…はじめまして、鹿波沙南です」


見た目はすっかり変わってしまったけど

やっぱり声は変わらなくて。



そっとしまった中学の頃を思い出させた。



< 231 / 328 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop