ナツ色の恋~最強男が愛した伝説の女~





あの日から、全部始まったんだ。



ツルヤとつるむようにもなった。

それが楽しくて、楽しくてしょうがなかった。




『ナツやん!俺さ、こないだね』


『うるさい、ツルヤ。』


『話ぐらい聞いてぇえ!』


『あ?誰か話してたか?拓眞』


『……知らねぇ』


『人でなしーーー!!』





そう、あの日から変わったんだ。


ナツが少しだけど笑うようになった、Red Tailのたまり場にもよく行くようになったと聞いた。






そして、



空を眺めることが多くなって、


時々何か愛しそうに考え事をしていた。






< 249 / 328 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop