ナツ色の恋~最強男が愛した伝説の女~
『総長!Angelって名乗ってる奴が門にいるらしいです!』
『まじか』
やっと!
やっと、逢えたと思った。
急ぎ足で門に向かうと、そこには金髪のストレートの女がちょうど帰っていってるところだった。
『…おいお前、どんな奴だった?』
『へっ!?あ、なんか思ってるより普通な…』
『あ?』
『ひいっ!すいませんっ!』
普通の奴だった?
『なんか、「あたしがAngelよっ」て、言いまくってましたけど』
『・・・・・』
偽者…?
本物…?どっちだ…?