ナツ色の恋~最強男が愛した伝説の女~
結局、高校に来たのは偽物だったらしくて。
俺は本物のAngelを目の当たりにした。
『…情けないね、ナツ』
そう言った奴は、
先程まで一緒にポテチを食べてた女で、
いつのまにか金髪になってた。
『…誰だよてめえ』
『…さあね』
特に何を言うこともなく、女はあっさりと敵を気絶させた。
そして、
大勢と喧嘩する様は本当に舞っているかのようにキレイだった。
ずっと見ていたくなった。
あいつがAngelだったんだ。
ナツの今の彼女が………。