ナツ色の恋~最強男が愛した伝説の女~
「……拓眞さん?どうしました?」
Red Tailのたまり場を離れ、自分のたまり場に戻っていた。
「…あ?何でもねぇよ」
ナツ
やっと見つけたんだな
残念だけど
俺が見つけてやることは叶わなかったけど、
何だっていいさ。
今を楽しそうに笑うお前見てると、
こっちまで楽しくなるんだ。
そういえば、
あのAngelって名乗ってた奴は何だったんだろう。
「総長!………Angelって名乗る人が来てますけど、どうします?」
「…連れてこい」
そう言われやって来た女は、金色の髪をしていた。
「……こんにちは。あたしがAngelよ」
「・・・・」