ナツ色の恋~最強男が愛した伝説の女~
「え!?あいつっすか」
「・・・」
「そういえば、カツラの下は金髪だったし…」
Angelの存在は、信じるには不確かだった。
ただの噂だと思う奴も多い。
だけど。
もし、彼女にあったならば、みんな決まって彼女に従ってしまう。
彼女の言葉に耳を傾けてしまう。
「なんで協力するって言ったんすか?」
「仲間のそぶりを見せておいたほうが、情報が入ってくるだろ?」
「あぁ…」
「それに、あの女がいつまで自分をAngelって言ってられるのか、見ものじゃねぇか」