ナツ色の恋~最強男が愛した伝説の女~



「え!?あいつっすか」


「・・・」


「そういえば、カツラの下は金髪だったし…」




Angelの存在は、信じるには不確かだった。

ただの噂だと思う奴も多い。




だけど。


もし、彼女にあったならば、みんな決まって彼女に従ってしまう。


彼女の言葉に耳を傾けてしまう。



「なんで協力するって言ったんすか?」


「仲間のそぶりを見せておいたほうが、情報が入ってくるだろ?」


「あぁ…」


「それに、あの女がいつまで自分をAngelって言ってられるのか、見ものじゃねぇか」





< 256 / 328 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop