ナツ色の恋~最強男が愛した伝説の女~
No,7 One's daring
----side,Tsuruya
「玲ちゃん、病院送りにまではしないであげてね」
「は?」
うん、怖い。
さっきから玲ちゃんは気合十分という感じで、オールが凄まじい。
金髪の髪を最近染め直したらしく、ミルクティー色の長い髪を、ポニーテールにしていた。
「ナツから連絡は?」
「ん、まだ何もきてないよ」
今日が、いわゆる決戦の日ってやつ?
ナツやんがと玲ちゃんが、沙南ちんのために、暴れるんだ。
「……ふ」
「…?つーちゃん、どうかした?」
「…んん、何も」
全く俺には、キミが、
腹が立つほどうらやましくてしょうがないんだ。