ナツ色の恋~最強男が愛した伝説の女~





「……馬鹿にしてる?」



「半分…かな」




笑いながら、ツルヤは答えた。




むっとするあたしは店員さんを呼ぶボタンを押した。



ポーン…




眼力って何よ、眼力って。





「はい、なんでしょうか?」



「えっと、オムライスに、シーザーサラダに、ミネストローネください」


「かしこまりました」




興味津々に見ていたみんなが、不思議そうにあたしを見つめていた。



「…沙南ちゃん?」


「ん?追加オーダーしたの。もち、ツルヤのお金で★」


「ええぇぇぇえ!?」









< 31 / 328 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop