ナツ色の恋~最強男が愛した伝説の女~
「あー沙南ちゃん、最高!」
「さすがだね」
いやいや、
わたくし、なんのことだかさっぱりわかりませぬ。
「みんなも頼んだら?」
「「いや、やめときます」」
前を見ると、財布とにらめっこしながらぶつぶつとつぶやくツルヤ。
あのー…
普通に怖いんですけど?
「ナツやん、俺、どうしよう」
「知らない、自分のまいた種だろ?」
な…ナツやん!?
どんなあだ名だ!
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