ナツ色の恋~最強男が愛した伝説の女~
「つーちゃん?今なんて言ったの?^^」
あくまでも、笑顔で。
だけど、ものすごい迫力で。
「一万しか……って聞こえたんだけど?」
「いや、その、」
「ふざけんなよ、てめぇ、なめてんのか」
笑顔が怖いです。
いや、笑顔だからこそ怖いです。
あの2人をほって、あたしは昔のコトを少し思う
“ミーナ”と“angel”のことを。
「あ、思い出した」
「ん?何を?」
愛村君が隣でフシギそうな顔をした