ナツ色の恋~最強男が愛した伝説の女~
愛村の後ろを歩きながら、倉庫の中を眺めた。
「お、ナツ。誰それ?」
「珍しいね」
他の人とは違って対等に話すこの二人。
きっと幹部なんだろう。
「あ、沙南ちゃん、こいつら……」
愛村が紹介する前に、一人が自分から話しかけてきた。
その男は金髪に茶色のメッシュを入れて、いかにも遊んでますって感じだった。
トモキ
「俺、智輝。よろしく」
「沙南って言います。」
一応敬語の方がいいのかな。
「で、こっちがユウ」
智輝はもう一人の茶髪の可愛い系の男の子を紹介した。
「よろしくね」
ふにゃっと笑う顔は、ホントに可愛い。
抱き締めてもいい?笑