ナツ色の恋~最強男が愛した伝説の女~
急いで病院に駆けつけた
病室についたとき、
お医者さんとナースがたくさんいて、今にも命の灯火が消えそうなお母さんが見えた
「お母さん!!!」
まだ、もっと、
話していたかった。
ずっと、ずっと。
「手を尽くしましたが、もう。」
医者のそんな言葉は耳に入らなかった
だって。
お母さんがうっすらと目を開いて、
震える手であたしの頭を撫でる
「…おかぁ…さ…ん…」
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