ヤンデレ彼氏様
あたしは秋葉原辺りから来られましたか?っていう3人組の接客中。3人とも嬉しそうに猫耳を着けてくれている。
……まさに見たくない絵だった。
「ホットコーヒー2つとアイスコーヒー、にゃんにゃんクッキーですね。
かしこまりましたにゃん」
注文を取ると、裏方の皆にメモ書きを渡す。
にゃんにゃんクッキー……猫型クッキーを盛り付けているナナに泣きついた。
「あたしも裏方が良かった! にゃんって何なの、にゃんって!!」
猫耳って格好すら耐え難いって言うのに、委員長が女子は「にゃん」を付けるようにとか言い出したんだ。
ナナは可愛らしく首を傾げた。おっとりとした口調で喋る。
「あのね、お店に立てるのは選ばれた子達だけなんだって」
「何それ」
「選び抜かれた人選だって委員長が言ってたの」
……まさに見たくない絵だった。
「ホットコーヒー2つとアイスコーヒー、にゃんにゃんクッキーですね。
かしこまりましたにゃん」
注文を取ると、裏方の皆にメモ書きを渡す。
にゃんにゃんクッキー……猫型クッキーを盛り付けているナナに泣きついた。
「あたしも裏方が良かった! にゃんって何なの、にゃんって!!」
猫耳って格好すら耐え難いって言うのに、委員長が女子は「にゃん」を付けるようにとか言い出したんだ。
ナナは可愛らしく首を傾げた。おっとりとした口調で喋る。
「あのね、お店に立てるのは選ばれた子達だけなんだって」
「何それ」
「選び抜かれた人選だって委員長が言ってたの」