爆暴走
修治さんの事も聞いてきた。



もちろん、答えは一つ。




「…それは、お父さんが元気になってから聞くもんじゃねー?」




な。


「…あ」



「どした?」




次に来たのは、俺の待ち望んでいた言葉。




「…鬼龍に、入らせて下さいっっ」




「ふ、もちろん。」



―――この時、余裕ぶっていたけど。


だけど。俺は、飛び跳ねてもいい位嬉しくて、嬉しくて…。




握手をした時には、心臓が壊れるかと思った。
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