爆暴走
何でこうなったのか―――――?


俺はよくこう思う。



本当だったら―――・・・。


皆と仲良くして、彼女も作って…。


誰もが思う、ごく普通の高校ライフが送りたかっただけだ。




―――――だから――・・・。




「ッ、隆吾!!!!」



突然昌が話しかけてきた。


「んだよ―?」


昌は何に驚いてるのか、目を大きく開けていた。



「亜希って仔――――・・・見つけたで…。」



「っで?んでそんなにおどろいてんだよ―?」



普通見つけたぐらいでそんなに驚かないだろう。


「あの―――…地味仔チャン。」





―――は?



「何言ってるんだょ、んな訳ねぇだろ?だってアイツ…元総長なんだぞ?」




「でも、確かに俺は聞いたで?この耳で。」



「腐ってんじゃねぇの_?」


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