爆暴走

そんな風に、ｱﾀｼが呼ぶ間も無く、女と去っていった。



っで、昨日。


ｱﾀｼが夜の10時ぐらいに、暇つぶしにｺﾝﾋﾞﾆに行った時。


また、会ってしまった。



ｱﾀｼが、ﾚｼﾞで会計をしているとき…。


偶然に、偶然にお父さんがｺﾝﾋﾞﾆに入ってきたんだ。






――――――――・・・


―――――――・・


「ぁ゛…。」



「亜希…?」



むかつく。



その言葉だけが、ｱﾀｼの頭の中にあった。





「んでこの前あんな事してたのよ。」



「あ、あんな事?なんだそれ。」




めちゃﾓｺﾞってるし…。




「もう、いい加減にしてよねっっ?!母さんの気持ちの一つや二つ考えな!」



そう言って、ｱﾀｼは店を出た。